ここでは、レスポンスの重要性が学べます。
読み終わるころには、レスポンスを組み入れたコミュニケーションをとることができます。
おはようございます!
おはようございます!
レスポンスとは
1 応答。反応。対応。返事。「問い合わせにすぐ―があった」
2 自動車やコンピューターなどで、操作に対する反応。「―のいい車」
goo辞書 レスポンス
出勤したらまずは「おはようございます!」ですね。
「おはようございます」と言われたら、「おはようございます」と返しますよね?
これがレスポンスです。
挨拶に関してはみなさんも挨拶で反応しますよね。
それではこちらの事例ではどうでしょうか?
事例1
○○さんの運動しておいてね。
はい。
運動やっときました。
はいは~い。
(確認せんのか…)
さて、この事例ではレスポンスはできていますかね?
こつぼくんが「運動やっときました」と言っているので、一見レスポンスはできているようにみえます。
ですが、もじゃさんのレスポンスが出来ていません。
もじゃさんの「はいは~い」はレスポンスとしては良くないですね。
事例1の改善案
こつぼくん、○○さんの運動をお願いしたい。手は空いてますか?
はい。今ならできます。
ありがとうございます。では、今日は○○さんはふらつきがあるので立ち上がりや歩行時に注意して運動をお願いします。
はい。
運動終わりました。
ありがとうございます。
○○さんの運動はどうでしたか?
はい。ふらつきが若干ありましたが、運動プログラムはすべてできました。
なるほど。ありがとうごさいます。
どうでしょうか?
最初のお願いをしたのは誰でしょう?
もじゃさんですね。
では、最後のレスポンスをしたのは誰でしょう?
もじゃさんですね。
上司が頼みごとをして、スタッフが実行した。
ならば、上司は評価しなければなりません。
上肢は頼みっぱなしではなく、必ず最後は上司自身のレスポンスで終わらなければなりません。
丁寧すぎると思われるかもしれませんが、丁寧すぎていいのです。
丁寧なのは大事です。
なぜなら、誤解される可能性があるからです。
レスポンスの重要性
最後に上司が声掛けや確認をすることで、事故が減ります。
運動をちゃんとやっているのか?
問題はなかったのか?
スタッフの技術力は上がっているか?
などレスポンスから得ることは非常に多くあります。
そして、レスポンスをしっかりすると、相手から誤解される可能性がグッと減ります。
皆さんもレスポンスを大切にしましょう。
ロープレ:お願いをしてみよう
職場や現場で起こりうる場面を想定して、課題を明確化し対応力をアップさせることをロープレ(=ロールプレイング)です。
相手にお願い事をしてみましょう。
例えば、
- コピーを20部とってきてくれない?
- ゴミ箱のごみを回収してきてくれない?
- 食器を洗ってくれない?
- トイレ掃除をしてくれない?
などなど、お願い事をしてみましょう。
ポイントは
- 頼みにくいことを時間をかけずにお願いすることができたか
- その内容は相手にしっかりと伝わっているか
- 相手に不快な思いをさせていないか
- 事後確認はしたか
実際の業務中にお願い事をするには、短時間でいかに相手にスムーズに伝える事ができるかが大切です。
ロープレが終わった後は、どこが良かったか、悪かったかの検討会も忘れずに。
ぜひみなさんも、「今日のロープレ:お願い事をしてみよう」をやってみてください。
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