介護職って介護の経験のない人からは軽視されている傾向にあると思います。
そんな人達に伝えたいことがあります。
それは、すべての人が介護に関わる可能性があるということです。
若い人は自分が認知症や片麻痺などで、心身が不自由になることは想像できないでしょう。
ですが、現代では長寿社会なので長生きできます。
しかし、長生きできる=病気や障害等の身体の不調を抱えたまま生きなければいけないとも考えられます。
介護に関わる職種
認知症の利用者さんに一番近くで寄り添う職業です。
ケアマネージャー、介護士、社会福祉士、介護福祉士、医師、看護師、生活相談員、機能訓練指導員など多くの職種がチームを作り、一人の利用者さんに関わり介護の仕事が成り立っています。
一人の利用者さんの食事や排せつ・入浴など生活のすべてにチームで関わり合う。
しっかりと利用者さんに真摯に向き合っている介護職が多くいることを忘れてはいけないでしょう。
あなたも介護のお世話になる可能性があります。
あなた自身も長生きをすればするほど、介護のお世話になる可能性が高くなります。
なぜなら、認知症や脳梗塞などの疾病のリスクが高まるからです。
「自分は絶対に介護の世話にはならん!」と言う人もいるでしょう…
ですが、 すべての人が介護に関わる可能性がある と再度言わせていただきます。
もしかしたら、あなたは介護のお世話にならないのかもしれません…
あなた一人なら意地でも介護の世話にならずに人生を終えることができるのかもしれません。
ただ、あなたの親や結婚相手の両親、親族などあなたの周りの人はどうでしょう。
誰か一人でも介護のお世話になったとしたら?それが自分のパートナーだとしたら?
あなたも介護に、介護職に関わることになりますしお世話になります。
お願い
介護職を馬鹿にする。人を見下す。
これに意味はありますか?
自分が馬鹿にして、見下した相手に将来お世話になる…
どんな気持ちですか?
一部には虐待など志が低い介護職もいることは事実でしょう。
介護職や人を手放しで賞賛しないできちんと評価してください。
そして、評価した上で「ありがとう」と伝えていただけたら彼ら、彼女らの活力になります。
すべての人に「らくに楽しい介護」を!